ついに歴史に名を残す

今まで既知種の報告しか書いていなかったのですが、ついにこのたび新種記載論文を受理してもらうことができました。
速報性重視の雑誌なので、すでにオンライン上で出て行ってしまっているのですが、命名規約的にはどうなんだろう?と思って読み返してみたところ、明確に複本として製作されてないとだめよ、と書いてあったので、一応まだ有効な学名ではありません。
それにまだ校閲も終わってないのです(Fig差し替えてもらわなきゃ。。。)。
正式に印刷されたあとにでも、また詳しく述べたいと思います。
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1383576916302148

ひと段落

発表用のポスターはほぼ完成した。
あとは英語のチェックするだけ。

ゴールデンウィークは頭に栃木へ採集に行き、残りの日をすべて解剖に当てていた。
おかげさまでかなり珍しいタイプの虫が採集できた。
本当にご協力いただいた栃木の皆様に感謝です。

論文も投稿したり、むかしリジェクトされた論文を手直ししたりしたので、それなりに仕事ははかどっているといえるのではないかと思う。
明日はひさびさに卒論研究の前の研究をやっていた川に採集に行くので、わくわくしている。

中身を溶解

今日から遺伝子実験を再開する。
今回は試しにコペを丸ごと中身を溶かして殻だけマウントする方法を試してみたら、存外に綺麗に残った。
付属肢を外さずとも記載ができそうなレベル。
絶対過去にだれかやってると思うのだけど、まだ論文を見つけられていない。