シマイサキを求めて

一昨日ついにやった。
探し求めていたシマイサキをついに手中に収めた。
釣行3回目にしてである。

シマイサキが釣れたと情報の有った河口へ向かったのは先週。
夜釣りである。大潮に近く満ち潮狙いであった。
先行していたシーバサーの邪魔をせぬよう仕掛けを投げる。
キス釣りの外道としてかかるとのことで、投げ釣りである。

初回は何も釣れず。クサフグとマアナゴのみである。
二回目、夜半3時まで粘るが、良い型のキスと少々のアナゴ。

そして一昨日三回目。
先輩と食堂で飯を食べた後に思い立ったがと釣行へ。
前回前々回と異なるのは引き潮狙いであること。小潮である。
初っ端からキスがかかる。
自分は竿を投げて放置していたのだが、何者かにひったくられ海に竿が引きずり込まれた。
20~30m先の竿に向かってもう一本の竿を投げ、何とかひっかけて回収したところ、40cm弱のチヌがかかっていた。
そうこうしているうちにキスもちょこちょこ釣れる。
すると、また竿がすっ飛んで行った。
今度は3秒ほどで見えなくなる。
あきらめて釣り続けていると、ついに先輩が見たことのないシルエットの魚を釣り上げた。
シマイサキである。
エアレーションして生かして持ち帰る。
最干潮の時であった。
それからは追加はキスのみ。
潮が満ちだすと引きずりこまれた竿が返ってきた。
流石に糸はぶちぎられていた。